あだち充『虹色とうがらし』
虹色とうがらし 1 (1) (少年サンデーコミックス)(1990/08)
あだち 充
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江戸時代に父親がわからない兄弟が父親探しの旅にでる物語。
あだち充にしてはめずらしく恋愛色が薄いように感じた。
また兄弟が七人おりそれぞれにキャラがたっている。キャラはたっているが、恋愛物の三角関係のような少人数の人間模様が全体を通して少ない。(若干はあるが)
いい悪いではなく、あだち充作品の中ではかなり異質な感じはする。
また環境問題のような設定もあり、かなり冒険したのではないのだろうか。
作品の面白さはあるが、あだち充テイストは薄い。
したがってあだち充の王道を読みたいと思った人には向かないかも。
あと、だいぶコメディ的な感じが強いですね。
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